■審査委員長

村田 智明
村田 智明
(株)ハーズ実験デザイン研究所
METAPHYS 代表取締役
プロダクトデザイン

多摩美術大学 非常勤講師
日本産業デザイン振興会 Gマーク審査委員
日本デザインコンサルタント協会 理事
日本インダストリアルデザイナー協会会員
NPO法人 エコデザインネットワーク理事
1959年鳥取県境港市生まれ。1982年大阪市立大学工学部応用物理学科卒業後、三洋電機株式会社デザインセンター入社。1986年ハーズ実験デザイン研究所を設立、プロダクトを中心に、グラフィック、C.I、インターフェースデザイン等広範囲なデザイン活動を行う。また、商品開発の各プロセスをその分野を専門とする企業や流通で繋ぐ、「バーチャルインダストリーシステム」の実践、「行為のデザイン」というユーザー心理行動に基づく分析法による商品デザイン開発の指導、実践など、「デザイン」の果たす役割を大きく捉えたシステムを実践している。企業セミナーにおいて、各企業のコア・コンピタンスを活かした商品の開発をサポートしたり、企業コンソーシアムのプロデュースを努めるなど、戦略としてデザインを活用したプロデュース業務にも数多く携わっている。2001年度グッドデザイン賞で3方向衝撃加速度計が金賞受賞、2005年度は無人航空機カイトプレーンレスキュー、メタフィスのパーティションFALCEが中小企業庁長官特別賞受賞、2006年大阪デザインセンター選定商品最優秀賞受賞。
2005年、MicrosoftのXbox360のコンソールデザインを手がける。2005年7月に記者発表したコンソーシアム・デザイン・ブランドMETAPHYSは、企業分野を超えてデザイン、思想、ブランド共有を図る新しいビジネスモデルとして、メディアで数多く取り上げられている。
中でも、METAPHYSのサイクロンクリーナーuzu,電子キャンドルhonoは、2006年JIDAミュージアムセレクション、2007年RED DOT DESIGN AWARDに選定された。